コラム第33回を掲載しました。
これまで、施設データの解析によって、施設コストの総合的な分析とその施設に対する表面的ではない、「リアルな評価」を行うことの可能性について解説を行ってきましたが、今回は、包括的保守管理契約に日常修繕業務を組み込むことによって、安全性の確保、リアルな施設の状態把握、全庁的な対応...
コラム第32回を掲載しました。
今回は、前回の公共施設管理システム導入に伴う論点と個別施設計画や総合管理計画の見直しの状況の紹介に引き続き、松村氏(淑徳大学専任講師)により、公共施設の評価について、紹介していきます。 公共施設の評価については、定まった一つのやり方があるというものでは無く、様々な提案が行わ...
コラム第31回を掲載しました。
コロナ禍の影響によって、来年度予算の編成作業に先立つ主要事業の概要審査の時期を2、3か月後ろ倒しにする自治体が出てきているなか、自治体の公共施設マネジメント担当にとって、長寿命化を中心とする具体的な計画の策定作業に、コロナ禍で予想される財源減少を反映させることは、非常に難し...
コラム第30回を掲載しました。
前回、前々回には、新型コロナウィルスの感染者拡大にともなう公共施設マネジメントへの影響を検証しましたが、未曾有の生活変容と財政危機が予想される中でも、公共施設マネジメントを進めなければならない状況には変わりはありません。むしろ、財政課題としては、早急に対応策の検討を進めなけ...
コラム第29回を掲載しました。
現在に至っても第6波の流行の兆しがある新型コロナウイルスの状況は、様々な面で大きな影響賀生じる全世界的な問題となっています。前回は、この影響が一過性のものであるという前提での可能性を論じたものでしたが、現状はそうではなく、その影響が長期化すること、さらに、社会経済の構造すら...